TOP MESSAGE

トップメッセージ

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「100年100億企業」をめざし、
変わらぬ姿勢で挑戦を続けます。

お客様のサプライチェーンの一部を担う。

シナノア株式会社は、1948年に塗料の販売から事業をスタートした会社です。その後、塗装・表面処理加工事業を手がけ、塗装に関する多様な技術とノウハウを蓄積してきました。ものづくりの現場で製品が生まれる際、美観や品質に大きな影響を与えるのが塗装の工程です。その工程を担当することは、製造業のお客様のサプライチェーンの一部を担うことに他なりません。塗装や塗装コンサルティングを安心して任せていただけるよう、専門性の向上に力を注いでいます。
また、幅広い塗料メーカーとの関わりを活かし、お客様のニーズに合わせた提案ができることも、独立系商社である当社の強みです。多様な選択肢の中から最適な塗料と塗装設備をコーディネートし、お客様に提案することができます。「塗料販売」「設備エンジニアリング」「塗装事業」の3事業を通じて、塗装に関する問題を総合的に解決できることが、専門商社としてのシナノアの価値だといえます。

人の縁から、
仕事の縁が生まれる。

シナノアは私の祖父が名古屋市内で創業した会社です。従業員数名の小さな商店から商売を始めたのだと、祖父母から聞いたことがあります。その時代から当社は少しずつ事業を広げ、お客様や仕入先様と良好な関係を築きながら成長を続けてきました。70年以上にわたる歩みの中で守られてきたのが、当社の経営方針にうたわれている「顧客第一主義」という考え方です。お客様のために一生懸命尽くし、何か問題が起きた時はなりふり構わずに対応する。そういう姿勢がDNAとして受け継がれ、現在の従業員の中にもしっかり根づいています。
人と人とのつながりの中で地道に広がっていくのが、私たちの仕事です。「商社は人」と言われるように、お客様との信頼関係を築くためには従業員一人ひとりの人間性が大きな意味を持ちます。人間性を大切にする文化が世代を超えて守られてきたのが、シナノアの歴史です。人の縁から仕事の縁が生まれ、当社の大きな力になっていると感じます。

数字を追うよりも、内容の充実をめざす。

創業100年を迎える2048年に向け、当社は「100年100億企業をめざす」というビジョンを掲げています。その目標を実現するために必要なことは、より多くのお客様との関わりを築くことです。地道な営業努力によって既存のお客様との関係を維持するとともに、新規開拓によるシェア向上にも力を注いでいきます。また日本の人口減少が続く中、長期的にはM&Aを通じた事業の拡大も進めていく予定です。当社は現在、中国とインドネシアの2か国に海外拠点を設けていますが、機会があれば新たな国への拠点展開も進めていきたいと考えています。
今後に向けてもっとも大切なことは「100年100億」という数字自体を追うことではなく、さらに「内容の良い会社」になっていくことです。経営面でも仕事内容の面でも、強い企業であること。活気のある風土の中で働ける、雰囲気の良い会社であること。そんな未来像を描いています。事業内容の充実に努めながら、塗料の専門商社としてお客様の課題解決に貢献することが、今後も変わらない当社の使命です。現状に満足することなく、挑戦を続けていきます。

代表取締役社長釜谷 俊朗