意匠性の自由度と品質性能を実現した新しいコーティング技術「超高輝度バックコートシステム」

「超高輝度バックコートシステム」は、これから"コーティング"の常識を変えていきます。樹脂メッキでもアルミ蒸着でも、ミラー印刷でもない、まったく新しいコーティング技術。美しく、信頼性が高く、どんな大きさ、形状にもフレキシブルに対応する。しかも省エネルギーで環境への負荷も少ない。いままで克服すべき従来工法の課題が、いまから強みへと変わります。

バックコートによる奥行き感ある金属調意匠発現。
多彩なカラー表現や光透過（ハーフ塗膜）が可能。

量産性に優れ、従来の既存塗装設備が使用可能。

大気汚染の原因物質であるトルエン、キシレンを
使用しないため、環境にも良好。

耐水、耐湿二次密着などに優れ、
外装パーツへの耐候性も適合。

ゴミ、ブツなど異物不良に極めて鈍感。

塗装工法により量産性＆歩留り良好。

【各工法とのメリット・デメリット比較】

比較項目	超高輝度バックコートシステム	アルミ蒸着	樹脂メッキ
意匠性	バックコートによる奥行き感ある金属調意匠発現	表面&裏面施工が可能	表面施工のみ
	素材（樹脂）に着色する事で多彩な着色が可能	カラークリアー施工による色出し可	任意な色出し難
	膜厚制御により光透過（ハーフ塗膜）が可能	ハーフミラー調が可能	光が透過不可
品質性能	耐水、耐湿二次密着及び耐候性他自動車外装規格OK	実績有り	実績有り
作業性	1液塗料(Base&バリア)にて可使時間がフリー	バッチ処理の為生産性に難	専用設備による量産化が可能
	2コート1ベーク仕様にて量産性に長けている	アンダー&トップコートが必要
	従来の既存塗装設備が使用可	設備管理面での工数大
歩留り	ゴミ、ブツなど異物不良に極めて鈍感	ゴミ、ブツなど異物不良多い	ゴミ・ブツなど異物不良
環境性	トルエン、キシレン未使用 ※高輝度Base & バリアコート双方共	トルエン、キシレン未使用	工程内で有害物質流出 (廃水処理必須)
加工コスト	塗装工法により量産性＆歩留り良好	バッチ生産&歩留りに難	量産性で安価であり優位

樹脂メッキやアルミ蒸着では不可能だった、もしくはコストが合わなかった大型のものから、複雑な形状の部品へもフレキシブルに対応。カーブミラー、照明部品、パチンコ台、そして自動車・自動二輪部品の外装まで、その自由度は、いままで使われなかった新しい分野に、美しい輝きを提供することでしょう。

光透過性を利用することで実現した「超高輝度バックコートシステム」の製品を動画でご覧いただけます。

超高輝度意匠の発現メカニズム

【透明樹脂素材】: PC樹脂、Ac樹脂など透明度が高い素材
【素材表面】: 綺麗なほど輝度感が高くなる
【ベースコート層】: 1μm未満
【バリヤーコート層】: ベースコート層の保護目的及び光透過防止

レーザー等で文字抜きをし、LED照射で夜間に文字が浮き出させる工法など、あえて光透過性を利用することも可能です。

用途	素材	コーティング工法	評価状況
カーブミラー	アクリル樹脂	金属調塗料プライマー裏面塗装（バリヤーコート）	カーブミラー用に物性認知
携帯電話	ポリカーボネート樹脂		キーボタン物性認知内装部品実績あり
一般家電用遊技機部品用	ポリカーボネート樹脂アクリル樹脂		評価合格実績あり
自動車部品用（ヘッドライト周り）			部品メーカースペック評価認知
自動車部品用（外装）			自動車メーカースペック評価合格実績あり

金属調意匠発現や多彩なカラー表現や光透過（ハーフ塗膜）が可能な新しいコーティング技術「超高輝度バックコートシステム」